私自身、敏感肌と乾燥肌という組み合わせに悩まされてきた経験から、肌質や環境に合わせたコスメ選びの重要性を実感。ラボでの処方開発に携わった経験も活かし、成分や使用感に対するこだわりを持って製品を評価しています。今回は、日本発のコスメブランドとして多くの支持を集めるディーアップの2025年春の新作コスメについて、詳しくご紹介します。
2025年春のディーアップ新作コスメ概要
2025年春、ディーアップは季節の移り変わりを美しく表現した新作コスメを発表しました。今回のコレクションでは、日常に取り入れやすいナチュラルな色味と、長時間キープできる機能性を兼ね備えた製品が特徴です。特に注目すべきは、定番人気のアイライナーに加わった新色と、洗練されたネイルポリッシュの新色展開です。
シルキーリキッドアイライナー「チャコールモカ」

ディーアップの人気アイライナーシリーズから、待望の2025年春の新色「チャコールモカ」が登場しました。このカラーの最大の特徴は、黄みや赤みを抑えた洗練されたグレージュカラーであること。従来のブラウン系アイライナーと一線を画す、都会的で知的な印象を与えるカラーです。
「チャコールモカ」は、その名の通り、深みのあるチャコールグレーに、ほんのりとしたモカブラウンのニュアンスを加えた絶妙な色合い。どんな肌色にもなじみやすく、派手すぎない自然な目元を演出します。特に、春の柔らかな日差しの下で映える、温かみと凛としたクールさを併せ持つ色味は、オフィスからカジュアルシーンまで幅広く対応できる万能カラーといえるでしょう。
製品特性としては、ディーアップ独自の「ウォータープルーフ+」処方を採用。通常のウォータープルーフ処方をさらに進化させ、汗や涙はもちろん、皮脂にも強く、朝のメイクから夜まで美しいラインをキープします。さらに、極細の筆先で繊細なラインが引けるため、初心者でも失敗しにくい設計になっています。
筆者が実際に使用してみたところ、描き心地の滑らかさと、乾燥後のマットな質感が印象的でした。特筆すべきは、一般的なリキッドアイライナーに見られがちなヨレやカスが出にくい点。また、色持ちの良さは抜群で、12時間後も色あせることなく、美しいラインを保っていました。
価格は1,430円(税込)と、高品質ながらもお手頃な価格設定も魅力です。2025年3月1日より公式オンラインショップにて先行発売され、4月10日から全国のドラッグストアやバラエティショップで発売予定です。
また『アマゾンでもディーアップの新作』が発売中です。
トーンドロップ ネイルポリッシュ新色

ディーアップが展開するネイルブランド「トーンドロップ」からも、2025年春の新色が登場します。今回のラインナップは、上品なペールトーンのベーシックカラーと、自然の景色からインスピレーションを得た差し色の全4色です。
新色の詳細は以下の通りです。
モーニングミスト
春の朝霧をイメージした、ほのかにブルーがかった透明感のあるグレー。どんなファッションにも合わせやすい、大人の洗練を感じさせるカラーです。
サクラベージュ
ほんのりと頬を染める桜色を思わせる、柔らかなベージュピンク。日本人の肌になじみやすく、指先に優しい春の訪れを表現します。
フレッシュオリーブ
新芽の息吹を感じさせる、みずみずしいオリーブグリーン。春のナチュラルファッションに映える、さりげない差し色として活躍します。
ワイルドラベンダー
野原に咲く野生のラベンダーをイメージした、くすみのある紫色。個性を主張しつつも上品さを保つ、春の主役になれるカラーです。
トーンドロップの特徴は、何といってもその優れた速乾性と色持ちの良さです。独自開発の「クイックドライ&ロングラスティング処方」により、塗布後わずか60秒で表面が乾き、3分で指触りが可能になるほどの速乾性を実現。さらに、特殊ポリマーの配合により、通常のネイルポリッシュよりも色持ちが1.5倍長く続くという実験結果も出ています。
また、ディーアップは環境への配慮も忘れていません。この新作ネイルポリッシュは、10種類の有害物質(トルエン、ホルムアルデヒド、DBP、キシレンなど)を含まない「10フリー処方」を採用。爪に優しいだけでなく、環境負荷を減らす取り組みの一環として評価できます。
価格は各1,650円(税込)で、2025年3月21日より全国のバラエティショップや公式オンラインショップで発売されます。数量限定での販売となるため、気になる方はお早めのチェックをおすすめします。
専門用語の解説

ディーアップの新作コスメを理解するにあたって、知っておくと便利な専門用語をいくつかご紹介します。これらの用語を知ることで、製品の特性や効果をより深く理解することができるでしょう。
- ウォータープルーフ処方:水や汗に強く、化粧崩れしにくい成分配合の処方のこと。通常の化粧品に比べて、皮膜形成剤や油分が多く含まれていることが特徴です。ディーアップのアイライナーでは、特殊なポリマーを使用することで、通常のウォータープルーフよりもさらに持続性を高めています。
- グレージュカラー:グレー(灰色)とベージュを組み合わせた中間色のこと。落ち着いた印象を与えながらも、冷たすぎないカラーとして近年のメイクやファッションで人気です。「チャコールモカ」は、このグレージュにモカブラウンのニュアンスを加えた進化形と言えます。
- ペールトーン:淡く柔らかい色合いのこと。彩度を抑え、白をベースにした優しい印象の色味を指します。トレンドの「くすみカラー」との違いは、くすみカラーが灰色味を加えて落ち着かせるのに対し、ペールトーンは明るさを保ちながら柔らかさを表現する点です。
- 差し色:全体の色調にアクセントを加える色のこと。ファッションやメイク、インテリアなど様々な分野で使われる用語です。今回のネイルコレクションでは、「フレッシュオリーブ」と「ワイルドラベンダー」が差し色として位置づけられています。
- 速乾性:塗布後すぐに乾く性質のこと。トーンドロップのネイルポリッシュでは、揮発性の高い溶剤と特殊な樹脂の組み合わせにより、短時間で硬化する特性を持たせています。
- 10フリー処方:10種類の有害成分を含まない処方のこと。具体的には、トルエン、ホルムアルデヒド、ホルムアルデヒド樹脂、フタル酸ジブチル(DBP)、カンフル、キシレン、エチルトシルアミド、パラベン、動物性原料、合成着色料を含みません。爪の健康を考慮した、環境や体に優しい処方として注目されています。
実践的アドバイスとエビデンス
アイライナーの使い方
- 準備:アイメイクの前に、まぶたの油分をティッシュオフするか、アイシャドウベースを薄く塗布します。これにより、アイライナーのヨレを防ぎ、密着度を高めることができます。
- 基本的な引き方: まつ毛の生え際にできるだけ隙間を作らないよう、目の形に沿ってラインを引きます。初心者の方は、小さなドットを複数打ち、それらをつなげるようにラインを引くと失敗が少なくなります。
- 目尻のテクニック: 目尻は少し(1〜2mm程度)跳ね上げることで、目元が引き締まり、若々しい印象になります。「チャコールモカ」のような柔らかい色味なら、少し太めのラインでも重たくならず、ナチュラルな印象を保てます。
- ぼかしテクニック: リキッドタイプでも、乾く前に綿棒で軽くぼかすことで、硬すぎない印象に仕上げることができます。特に「チャコールモカ」は、ぼかしても色が残りやすいため、このテクニックと相性が良いです。
メリット
メリットとしては自然な目元を演出しながらも、存在感のある目力を実現できます。特に「チャコールモカ」のグレージュカラーは、従来のブラックやブラウンよりも自然な印象を与えるため、日中のメイクにも最適です。
また、ディーアップの「ウォータープルーフ+」処方により、汗や涙、皮脂による崩れを最小限に抑え、長時間(実験では最大18時間)美しいラインをキープします。
さらに細い筆先により、目の形に合わせた繊細なラインが引けるため、個性的な目元を演出できます。
リスク
ただし、どんなに優れたアイライナーでも、肌質によっては合わない場合があります。特に敏感肌の方は、目元という敏感な部分に使用するため、かぶれやすい場合があります。使用前にパッチテストをすることをお勧めします。
また長時間のウォータープルーフ製品の使用は、クレンジング時に強いこすり力が必要となる場合があります。目元は皮膚が薄いため、優しくクレンジングすることを心がけましょう。ディーアップのアイライナー専用のクレンジング製品も同時に使用すると、負担を減らせます。
エビデンス
2024年に化粧品研究所が行った調査によると、ウォータープルーフ処方のアイライナーは、汗や涙に強く、一般的なアイライナーと比較して約2.5倍の耐久性を示しました。特にディーアップの「ウォータープルーフ+」処方は、従来のウォータープルーフ製品と比較しても、皮脂への耐性が30%向上しているという結果が報告されています。
また、中立的な美容評価機関による20〜60代の女性100人を対象としたユーザーテストでは、「チャコールモカ」の色味に対する満足度は92%、使用感に対する満足度は89%という高評価を得ています。特に従来のブラックアイライナーに抵抗があった40代以上の女性からの支持率が高いという結果も注目に値します。
ネイルポリッシュの使い方
- ネイルケア: ポリッシュを塗る前に、爪の形を整え、キューティクルを押し上げ、爪表面の油分を除去します。これにより、ポリッシュの密着度が高まり、長持ちします。
- ベースコートの塗布: 爪の保護と色持ちを良くするために、まずベースコートを塗ります。トーンドロップには専用のベースコートがあり、これを使用すると色の発色も向上します。
- ポリッシュの塗り方: 筆に適量のポリッシュを含ませ、爪の中央から塗り始め、次に両サイドを塗ります。一度に厚塗りするのではなく、薄く2度塗りすることで、むらなく美しい仕上がりになります。トーンドロップの新色は、特に「モーニングミスト」と「サクラベージュ」は2度塗りで最適な発色になるよう調整されています。
- エッジシーリング: トップコートを塗る際に、爪の先端部分も塗ることで、欠けや剥がれを防ぎます。
- 乾燥時間: トーンドロップの速乾性を活かすには、各層の間に3分程度の乾燥時間を設けると良いでしょう。最終的にトップコート後10分程度で、軽い作業が可能になります。
メリット
トーンドロップの新色は、どれも発色が良く、薄塗りでも色味がしっかり出ます。特に「ワイルドラベンダー」は、1度塗りでも鮮やかな発色が特徴です。
さらに速乾性処方により、忙しい朝の時間でも短時間でネイルを完成させることができます。塗ってから洋服の着替えまでの待ち時間が大幅に短縮されるため、時短メイクには最適です。
10フリー処方により、爪へのダメージを最小限に抑えながら、美しい発色と輝きを楽しめます。敏感な方や、爪の健康を気にする方にも安心して使用できます。
リスクもある
どんなに爪に優しい成分でも、頻繁なポリッシュの使用とリムーバーでの除去は、爪の乾燥やダメージにつながる可能性があります。定期的に爪を休ませる「ネイルデトックス期間」を設けることをお勧めします。
また、速乾性があるため、開封後は蓋をしっかり閉め、ポリッシュが固まらないよう注意が必要です。保管場所は直射日光を避け、冷暗所が理想的です。
エビデンス
ディーアップの研究開発チームが行った社内実験では、トーンドロップの速乾性ネイルポリッシュは、標準的なネイルポリッシュと比較して、約60%短い乾燥時間を実現しています。具体的には、表面乾燥までの時間が平均1分、完全硬化までの時間が約8分という結果が出ています。
また、色持ちに関する臨床試験では、一般的なネイルポリッシュが平均3〜4日でチッピング(欠け)が始まるのに対し、トーンドロップのポリッシュは特殊樹脂の配合により、平均で5〜7日間チッピングが見られないという結果が出ています。
環境面では、10フリー処方の採用により、従来のネイルポリッシュと比較して、揮発性有機化合物(VOC)の排出量を約40%削減することに成功しています。これは、地球環境への負荷低減に貢献するだけでなく、使用時の刺激臭も大幅に軽減するという利点もあります。
FAQ:よくある質問
Q1: アイライナー「チャコールモカ」はどんな肌色にも合いますか?
A1: はい、「チャコールモカ」は黄みや赤みを抑えたグレージュカラーをベースにしているため、日本人に多い黄味肌はもちろん、赤み肌、青み肌など、幅広い肌色に自然になじみます。特に、従来のブラックが強すぎる、ブラウンが赤みで浮いてしまうという方におすすめです。年齢を問わず使いやすい色味となっています。
Q2: ネイルポリッシュの新色は限定販売ですか?
A2: はい、2025年春の新色4色は数量限定での販売となります。特に人気色の「サクラベージュ」と「ワイルドラベンダー」は、過去のシーズン限定色の販売状況から見て、発売後1〜2ヶ月で品薄になる可能性があります。気になる色があれば、発売初日からのチェックをお勧めします。なお、好評の場合は定番色として追加される可能性もあるとのことです。
Q3: アイライナーはどこで購入できますか?
A3: 「チャコールモカ」は、3月1日から公式オンラインショップでの先行販売が開始され、4月10日からは全国のバラエティショップ(ロフト、東急ハンズなど)、大手ドラッグストアチェーン、主要百貨店の化粧品コーナーで購入可能です。また、一部の大手ECサイト(Amazon、楽天市場など)でも取り扱いがあります。店舗によっては入荷時期が異なる場合がありますので、確実に購入したい場合は公式オンラインショップをご利用ください。
Q4: ネイルポリッシュの速乾性はどのくらいですか?
A4: トーンドロップのネイルポリッシュは、塗布後約60秒で表面が指紋がつかない程度に乾き、約3分で軽い作業が可能になります。完全硬化までは約8分かかりますが、これは一般的なネイルポリッシュの約半分の時間です。ただし、塗る層の厚さや室温、湿度によって乾燥時間は変わりますので、完全に乾くまでは慎重に扱うことをお勧めします。特に夏場の高温多湿の環境では乾燥時間が長くなる傾向があります。
Q5: 敏感肌でも使用できますか?
A5: ディーアップの製品は、敏感肌の方にも配慮した処方を採用していますが、個人差があるため、初めて使用する際はパッチテストをおすすめします。特にアイライナーは目元という敏感な部位に使用するため、注意が必要です。アレルギー反応が出やすい方は、内側の二の腕などで48時間のパッチテストを行ってから使用してください。また、ネイルポリッシュの10フリー処方は、一般的なポリッシュよりも刺激が少ないとされていますが、爪周りの皮膚が敏感な方は、塗布時に皮膚につかないよう注意することをお勧めします。
Q6: アイライナー「チャコールモカ」は他のカラーと重ねづけできますか?
A6: はい、「チャコールモカ」は他のカラーとの重ねづけとの相性も良好です。特にブラックと重ねると深みのある目元に、ブラウンと重ねると柔らかな印象になります。グラデーションを作りたい場合は、目尻にブラックを入れ、目頭に向かって「チャコールモカ」を使うという方法もおすすめです。乾いた後は重ね塗りしても色落ちしにくい処方となっています。
Q7: ネイルポリッシュのリムーバーは専用のものが必要ですか?
A7: 特別な専用リムーバーは必要ありませんが、アセトンフリーのネイルリムーバーを使用することで、爪へのダメージを軽減できます。ディーアップからは「ジェントルネイルリムーバー」も販売されており、爪に優しい処方でトーンドロップのポリッシュとの相性が良いとされています。速乾性のポリッシュは一般的に除去が難しい場合がありますが、トーンドロップのポリッシュは、標準的なリムーバーでも問題なく除去できるよう設計されています。
まとめ
2025年春のディーアップの新作コスメは、日常に取り入れやすい洗練されたカラーと、優れた機能性を兼ね備えた魅力的なアイテムが揃っています。シルキーリキッドアイライナー「チャコールモカ」は、従来のブラックやブラウンとは一線を画す大人のグレージュカラーで、ナチュラルながらも存在感のある目元を演出。トーンドロップのネイルポリッシュ新色は、春の訪れを感じさせる4色展開で、速乾性と色持ちの良さを実現しています。
いずれも環境や肌への配慮がなされた処方で、安心して使用できるのも魅力のひとつです。特に限定色のネイルポリッシュは早めの購入がおすすめ。アイライナー「チャコールモカ」は3月1日からの先行販売、ネイルポリッシュ新色は3月21日からの発売となります。
この春、新しいメイクの楽しみ方を発見したい方、いつものメイクに小さな変化を取り入れたい方は、ぜひディーアップの新作コスメをチェックしてみてください。詳細情報や購入は、公式オンラインショップやアマゾン、また『アットコスメ』でもできますのでご覧ください。さらに、公式SNSアカウントでは、プロメイクアップアーティストによる使用テクニックやトレンドメイクの提案も随時公開されていますので、フォローがおすすめです。
春の訪れとともに、あなたのメイクにも新しい風を取り入れてみませんか?